医療法人浩和会 きりしま内科リハビリクリニック (鹿児島県霧島市)

リハビリテーションの基本理念でもある「患者さんの生活を理解する」ことを心掛け、今見えている症状だけでなく、心理面にも配慮し、家族構成や自宅での生活の状況までしっかり捉えて治療にあたるよう努めています。
地元密着で親しみやすいクリニックとして、お子様から年配の方までたくさんの方に来ていただき、体調に心配ごとが起こったときには「きりしま内科クリニックに行ってみようかな」と思い出してもらえるよう、これからも地域の健康に貢献してまいります。

院長 上土橋 浩(かみつちはし ひろし)

熊本大学医学部を卒業後、鹿児島大学の第三内科(現在の神経内科)に入局しました。脳卒中の後遺症やパーキンソン病など難病の方が多い科でしたが、患者さんから頼られる医師になろうと死力を尽くして勉学に、臨床にと研鑽を重ねる日々を過ごしました。
その後、派遣された霧島温泉労災病院(現在は閉院)では、リハビリテーションへの取り組みが盛んに行われており、「治すのではなく生活を取り戻す」という考え方が、難病と向き合っていた私には非常に新鮮でした。この勉強を深めれば、より患者さんに寄り添った診療が提供できるとの想いから、大学内のリハビリテーション科に移籍し、以来20年近くたくさんの患者さんを診てきました。
そして、一時期だけでなく、患者さんがその人らしい生活を送れるようになるところまでしっかり診たいとの想いが募り、2007年に当クリニックを開業しました。

当クリニックのリハビリテーションは在籍する5人の理学療法士と連携して※、歩行訓練、道具をつけての杖歩行の訓練、寝返りや起き上がりなど、自宅での生活がスムーズになる基本動作から、その人らしい生活が営めるようになるまで、お一人おひとりに合わせた効率的な指導を行っています。
また、通院が困難な方には訪問でのリハビリテーションにも対応しており、理学療法士がご自宅を訪問し、家のなかの段差や階段などをチェックして、生活に即応したプログラムを組んで実施しています。
ほかには、頭痛やめまいの日常的な症状に加え、物が二つに見える、ろれつがまわらない、字が書けなくなるなど困り度の高い症状まで、神経内科の専門医として的確な診断をつけ、必要であればリハビリテーションも取り入れて回復に繋げています。

※情報は2023年5月時点のものです。