まさやホームケアクリニック (東京都府中市 | 中河原駅)

患者さんや介護されているご家族の話に耳を傾け、よく聴くことを心がけています。
訪問診療で提供している医療は、「病気を治す」ということよりも、住み慣れた場所で安心して療養していただくための支援です。人それぞれ、余生をどのように過ごしたいのか、ご要望は異なるはずですから、患者さんやご家族のお考えを尊重し、意向に沿った医療・介護を提供し続けていきたいと考えています。

院長 金剛寺 正也(こんごうじ まさや)

私が医師を志したのは、私の母が、輸血が原因でC型肝炎ウイルス(HCV)に感染し、闘病の甲斐なく若くして亡くなってしまったという背景があります。闘病している母の姿を見ているうちに「母のように病気に苦しむ患者さんの力になりたい」と強く思うようになり、医師になることを決めました。

医学部卒業後は杏林大学医学部付属病院の医局に入り、消化器内科を専門に経験を積みました。消化器内科の日常的に起こる疾患から重篤な病気まで幅広く診療してきましたが、特に、潰瘍性大腸炎やクローン病といった慢性の大腸炎症性疾患の診断や治療、「前がん状態」と呼ばれる大腸ポリープを内視鏡で切除する手術に研鑽を積んできました。

2020年2月、「在宅医療を担う医師が少ない」という府中市の現状を受け、「これまでの経験を活かし、自宅で過ごしたいという希望を叶える医療・介護の提供をしていこう」と当院を開業いたしました。

訪問診療のクリニックとして、末期がんの緩和ケアから認知症、生活習慣病の管理まで、24時間365日体制で対応しています。
基本的に病院と同じように、血液や尿の検査、点滴、酸素療法、経管栄養法、人工呼吸器などによる治療、看護などが受けられ、入院加療が必要な場合は、近隣の連携病院をご紹介いたします。