しみずペインクリニック (京都府京都市左京区 | 出町柳駅)

私は、2008年に京都大学医学部を卒業し、神戸市立中央市民病院、小倉記念病院、京都大学医学部附属病院で麻酔科医・集中治療医として勤務して参りました。その後、滋賀医科大学附属病院ペインクリニック科に国内留学し、ペインクリニシャンである福井聖病院教授や松本富吉先生に師事して、X線透視や超音波を使用した神経ブロック治療を学びました。
私は、私自身が三角線維軟骨複合体損傷 (TFCC損傷) や頸椎ヘルニアによる痛みのために育児や仕事などの日常生活が制限されて非常に辛く感じた経験から、麻酔科医・ペインクリニック科医としての専門性を活かして、痛みで困り苦しんでいる人の助けになりたいと考えるようになりました。これまで大学病院で学んできた診療技術を、身近なクリニックで迅速に提供し、一人でも多くの患者さんの痛みを和らげ、自分らしい日常生活を取り戻す助けになりたいと考えています。

脊椎疾患(頸椎、胸椎、腰椎) に関連する痛みや、帯状疱疹の痛み治療を得意としています。特に、X線透視装置や超音波装置を利用した神経ブロックや、パルス高周波法による先進的な痛み治療を主体とした診療を行っています。
的確な診断・正確な手技が求められる治療分野で、その分、治療的な効果を期待できるのが特徴です。
日本ペインクリニック学会 ペインクリニック専門医
日本専門医機構 麻酔科専門医
日本麻酔科学会 麻酔科指導医

当院の強みは、私たちはパルス高周波法という先進的な治療を取り入れている点です。パルス高周波法とは、痛みの原因となる部位にパルス状 (=間歇的に) の強い磁場を当てることで、神経ブロックと比べてより長期的に痛みを和らげる治療法です。強い磁場が、局所の炎症を抑制し、痛みの伝達を和らげる回路を活性化するなどの作用が想定されています。効果が期待できる痛み治療法として注目されています。日本でもその有効性が評価され、令和4年度にようやく保険診療として利用できるようになりました。当院では、このような先進的な治療を受けていただくことができます。