なぜ歯は変色するのですか?

なぜ歯は変色するのですか?

歯の変色について原因はいろいろとあります。
大まかに分けると

  1. 外来性の色素沈着によるもの タバコ、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー等
  2. 加齢による着色 象牙質の肥厚およびエナメル質の摩耗によるもの
  3. 歯科用合金のイオン流出によるもの(一般的に錆)
  4. 無髄歯の沈着 血液成分の沈着 (神経を取って時間がたったもの)
  5. テトラサイクリン歯 乳児から7歳まで歯胚成長時の抗菌剤によるもの
  6. フッ素の過剰摂取

等が挙げられます。
もっとも一般的に言われている変色とは(1)の歯に色素が着いてしまっているものが多いと思われます。こちらはブラッシングによってある程度は取り除くことは可能ですが細かい部分や頑丈にこびりついている部分は難しいです。

しかし、変色と言っても原因は様々ですのでただブラッシングを強く行えば変色がなくなるかというとそうでもありません。逆に白い色を構成しているエナメル質を削ってしまい変色が進んでしまうこともありますから要注意です。
ですので、変色が気になる方はまずはかかりつけ医に受診し原因を特定してから治療をおこなうことが肝要と考えます。

【文責】ふじさき歯科医院、院長:藤崎 亨輔

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