医療法人純洋会 首藤耳鼻咽喉科 (大分県大分市 | 滝尾駅)

日々の診療では、患者さんと信頼関係を築くことを大切にしています。私は、勤務医時代に重篤ながんの患者さんを数多く診てきたので、そうなる前にご自分の体を大切にして欲しいという想いを強く持っています。自覚症状を軽く受け止めず、早めに受診して専門家の指示を仰いでください。
当院はこれからも滝尾地区の地域医療を担い続け、貢献していきたいと思っています。

院長 首藤 純(しゅとう じゅん)

当初は歯科医である父の跡を継ごうと、九州歯科大学歯学部に進みました。ただ、歯科医学を学ぶにつれ、顎顔面領域においては「医科」と「歯科」に分断されている矛盾を感じ、「自分は歯科医師としても、医師としても人の役に立ちたい」と考えるようになり、卒業後は父のクリニックで働きながら東海大学医学部に学士編入し、医師免許を取得しました。
同大学卒業後、耳鼻咽喉科専門医※として、大分大学医学部附属病院や大分県立病院などの基幹病院に勤務し、さまざまな耳鼻咽喉科領域疾患の検査・診断・手術を含む治療に研鑽を重ねました。さらに、健康保険南海病院(現JCHO南海医療センター)では、耳鼻咽喉科部長として、年間110件以上の手術、220人以上の患者を主治医として受け持つ経験を経て、2007年、父が運営する歯科クリニックの2階に「首藤耳鼻咽喉科」を開業しました。

当院の強みは、歯科医としての知見を活かした診療ができることです。口腔内に原因がある可能性も念頭に置きながら、耳鼻咽喉科での治療が適切なのか、歯科の治療や両科の連携が必要なのか、あるいは他の科の治療が必要であるのかなどを見極め、迅速に治療への道筋をつけることに力を入れています。
また、手術用顕微鏡を備えていますので、複雑な耳垢取りや、中耳炎の鼓膜切開などの小手術にも対応し、適応があればアレルギーのレーザー治療も行っています。

「基幹病院に近いレベルの検査や治療が受けられるようなクリニックを」との思いから、さまざまな医療機器を揃えています。副鼻腔や中耳、内耳の状態を鮮明に描出することができる「耳鼻科コーンビームCT」をはじめ、耳下腺や顎下腺、甲状腺、リンパ節の状態を確認する頸部超音波(エコー)検査機器、鼻や耳、ノドの状態を実際に目で見て確認できる電子内視鏡(ファイバー)などの医療機器を充実させることで、がんの早期発見にも力を入れて取り組んでいます。