医療法人青藍会 おのクリニック (愛媛県松山市 | 梅本駅)

はじめに
3年前の2018年4月に松山市の南東部、小野地区で宮内医院を継承し、3代目院長として診療にあたっておりましたが、2021年4月より「おのクリニック」として同地区に移転リニューアル致しました。

モットー
医師である前に一人の人間として、当院を訪れる全ての患者さんと向き合うことをモットーとしております。患者さんとの出会いを大切に、おのクリニックに来てよかったと思っていただければ幸いです。

中学高校時代は徳島で過ごし、愛媛大学医学部に入学。卒業後は外科医として県立中央病院をはじめ、県立今治病院、県立南宇和病院などの地域の基幹病院では外科医として勤務。専門は消化器外科で、県立中央病院では胃がんをメインとした診療に従事しておりました。

得意分野
くどいようですが、専門分野はありません。その分、幅広い疾患に可能な限り対応します。
幸い、情報化社会で、様々な分野の新しい知識を簡単に手に入れることが出来ます。注意すべきは、様々な分野に手を出すことで、かえって患者さんの利益を害することがあるということです。専門に特化した治療を行っていたからこそ、専門分野の最前線で頑張っている医師が、町医者のレベルとどのくらい乖離しているかも理解しています。ゆえに、町医者としてどのくらいまでなら関わってよいか、そのバランスを常に意識し、患者さんにとってのメリットを追求することを心がけています。足りない部分は機械に頼ればよいとの考えから、CTも導入しております。機械は常に進化しております。医師は昔と変わっていませんが。

当院について
当院は、町医者をテーマとした診療を展開しております。町医者のイメージは人それぞれかと思いますが、あえて専門性をおさえ、可能な限り様々な疾患に対応することで、私の考える町医者像が実践できると考えております。
勤務医時代は、高度の専門性が要求される診療をしてきました。特に県立中央病院時代には、胃がんの年間手術件数の所謂ハイボリュームセンターで手術に明け暮れる毎日を送っておりました。その経験から、基幹病院で可能な医療と一般のクリニックで可能な医療は本質的に異なっている事を自覚し、クリニックでなければ成しえない医療とは、患者さんの生活のすぐ近くにある「町医者」に他ならないと考えております。