医療法人 おざさクリニック (島根県出雲市)

当院では”テケジョ:鉄欠乏女子”(鉄欠乏性貧血、隠れ貧血<鉄欠乏症>の女性)の診断治療に力を入れています。
このような症状でお困りではありませんか。
・イライラしやすい、集中力低下、神経過敏、些細なことが気になる
・立ちくらみ、めまい、耳鳴り、偏頭痛
・節々の痛み(関節、筋肉)、腰痛
・喉の違和感(喉が詰まる)
・冷え性
・朝なかなか起きられない、疲れ
・出血(あざ)、コラーゲン劣化(肌、髪、爪、シミ)、ニキビ、肌荒れ
・不妊
・レストレスレッグス症候群(RLS:むずむず足症候群)
・やたらと氷を食べる・・・など

これらの症状は、鉄不足及び貧血である可能性があります。
鉄は赤血球の酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビンを構成する元素として有名ですが、それのみではなく、体のいろいろな細胞や神経伝達物質、酵素などを作るのにも欠かすことができない元素です。よって鉄が不足すると上記のような多彩な症状が出現します。
問題なのは健診等で貧血が指摘されなければ鉄欠乏の存在に気付かないということです。めまいやふらつきでいかにも貧血みたいなのに、検査で貧血を指摘されなかったので大丈夫と思われがちです。
閉経前の女性では生理出血により定期的に血液を喪失しています。日本の健康な女性10代~50代では15.7~25.8%に貧血が存在すると報告されています。参照:(Int J Hematol. 2006;84:217-219)
これはあくまで貧血に至った女性の割合であり、鉄欠乏の女性は実際には7～8割はいるのではないかと日常診療では実感しています。
精神科医の奥平智之先生は鉄欠乏の女性が非常に多いことに注目され、著書のなかで、鉄欠乏の女性を”テケジョ:鉄欠乏女子”と命名してこの病態への認識を広めようと活動されています。
当院も微力ながら出雲から”テケジョ”問題が解決できるよう日々の診療を行っています。

※お知らせ
当院では新たに窓口での支払にPayPay、auPayが使用可能になりました。
また新型コロナウイルス感染症対策期間限定電話再診ではPayPalを利用することで、当院への来院が不要になります。詳しくは当院公式HPにてご覧ください。