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どの歯が一番最初に生えますか?

どの歯が一番最初に生えますか?

まず、下顎乳中切歯という下あごの真ん中2本の前歯が一番先に生えてきます。生える時期は個人差がありますが、生後8か月くらいです。最も遅く生えてくる乳歯は第二乳臼歯で、生える時期は2才から2歳半くらいです。永久歯においては第一大臼歯という奥歯か下顎中切歯という前歯が、6才から7才くらいで生えてきます。

ヒトの歯は、おなかの中の小さな赤ちゃんのころから作られ始めます。妊娠8~9週(胎生6~7週)の歯堤期と呼ばれる時期に歯胚という歯と歯の周りの組織のもとになるものが最初に作られます。そこから蕾状期→帽状期→鐘状期という過程を経て、成長していきます。生後1か月半くらいで歯冠という口の中で見えている部分が完成し、歯の根は1才半~2才くらいに完成します。

また、注意しなくてはならない病気にリガフェーデ病という舌の裏に傷ができてしまうものがあります。出産時や新生児期に生えている先天性歯の先端が、粘膜にあたることで起こります。舌の裏の傷が原因で哺乳障害を起こすことがあります。また、母親の乳首を傷つけてしまうこともあります。治療としては、粘膜への刺激を取り除くために、まずは歯の先端を削って丸みをもたせます。

【文責】医療法人ウィスタリア歯科クリニック 、監物 真

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