医療法人社団啓政会 梶山内科クリニック (京都府京都市下京区 | 丹波口駅)

昭和52年に京都府立医科大学医学部を卒業し同大学の第一内科に入局して以来、糖尿病をはじめとして動脈硬化症・脂質異常症・高血圧症等を中心に研究・臨床に努めてまいりました。平成5年4月から京都市立病院糖尿病・代謝内科の部長として糖尿病治療の第一線で臨床にあたって参りました。この間、食事療法を徹底的に研究しました。何故、日本糖尿病学会の食事療法が実行、継続できないのか。又、学会の方法では、カロリー制限が中心で急峻な血糖上昇を抑制できないので、良い方法はないのかと長年検討致しました。
そこで考案したのが、『食べる順番療法』です。野菜を先に食べ(ベジタブルファースト)、次におかず(肉・魚等のタンパク質)、そして最後に御飯(ごはん・パン・麺類等の炭水化物)と食べ方を工夫することにより、誰もが実行でき継続でき、しかも食後高血糖を抑制できるのです。しかし早食いでは効果が少なく、ゆっくりよく噛むことが重要です。今では日本糖尿病学会に認められ食品交換表にも記載され、全国の医療機関で指導されています。
当クリニックビルの眼科・皮膚科・耳鼻咽喉科と連携し、より良い医療を実践して参ります。