医療法人社団誠風会 高橋内科呼吸器クリニック (広島県広島市南区 | 段原一丁目駅)

慢性の咳の患者様は、レントゲンや血液検査で確定診断にいたることはあまり多くありませんでした。いろいろな検査、治療的診断などを実施しながら診療をして最終的に行き着いたのが痰の検査でした。咳が出るのは肺や気管支に原因があるので、そこから出てくる分泌物である痰はいろいろな情報を持っているわけです。
当初は痰を検査センターに提出していましたが、検査に2～3日かかるため自院で検査するようになりました。その結果20分程度で適切な診断ができ、早期の治療につながるようになりました。

・吸引ブース・・・喘息の治療目的での吸引と痰を採取するための吸入、自宅で行う吸入薬の指導ブースを新設しました。
吸入でお待たせすることが少なくなりました。
・血液検査・・・細菌感染で増える白血球、貧血で減る赤血球、炎症で増えるCRPが15分で測定できます。
特に感染症の迅速な診断、治療に有効です。