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「いつもの頭痛」とあきらめないで・・・病院でわかるあなたの頭痛

脳自体には痛みを感じる知覚神経(ちかくしんけい)がありません。脳を包む髄膜(ずいまく)が、脳圧の変化や脳の血管の拡張などに反応して、痛みを感じるのが頭痛です。
くも膜下出血や脳腫瘍などの病気が原因となっている頭痛もありますが、他に明らかな原因のない頭痛を「慢性頭痛」といいます。慢性頭痛は立派な病気です。

慢性頭痛は、「片頭痛」「月経関連片頭痛」「緊張型頭痛」「薬物乱用頭痛」「群発頭痛」に分類されますが、「片頭痛」と「緊張型頭痛」などが混在していることもあります。
「頭痛で病院にいくなんて・・・」などと思わずに、日常生活に支障がでる頭痛があれば、我慢せずに頭痛外来を受診しましょう。

医師に伝えるポイント

自分の頭痛について具体的に伝えるとよいでしょう。
主な項目をあげましたので参考にしてください。

  • 頭のどの辺が痛むか
  • 頭痛のタイプ(ズキズキする、ギュっと締め付けられる様な、など具体的に)
  • 頭痛の頻度
  • 頭痛の持続時間
  • 頭痛以外の症状(吐き気、光がまぶしい、音が煩わしいなど)
  • 日常生活への支障度
  • 薬の効き具合(2回に一回は効く、市販薬は全く効かないなど)
  • どんな時になり易いか(人ごみにでるとなりやすい、月経のときになるなど)
  • 何が一番困っているのか(受診動機、治療希望の確認)

慢性頭痛それぞれの症例はこちらから・・・

片頭痛のA子さん 月経関連片頭痛のB子さん 緊張型頭痛のC夫さん 薬物乱用頭痛のD子さん 群発頭痛E夫さん
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「慢性頭痛」は立派な病気です。頭痛の専門医に診てもらえれば、痛みをコントロールすることができます。
「頭痛で病院にいくなんて・・・」などと思わずに、日常生活に支障がでる頭痛があれば、我慢せずに頭痛外来を受診しましょう。